開催理念

第65回全国大会広島大会 開催理念

 広島の礎を築いた戦国時代最高の智将の毛利元就は「三本の矢」の教えを起点として、常に団結して協力し合うように説いていました。毛利元就の教えは、後世に脈々と守り続けられる百万一心の精神とともに、広島市民の「心」のあり方として受け継がれてきました。それから時が経過して1945年8月6日午前8時15分、人類史上最初の原子爆弾投下により、広島一帯は70年間草木も生えないと言われた状態から被爆直後にもかかわらず、生き残った人びとによる路面電車の被爆からわずか3日後に運行を開始できたことは、広島市民が持つ「強さ」のひとつにあります。また、復興シンボルであり希望の星であるカープ球団が創設2年目にして深刻な経営危機を迎えた際に、球団を共に支えようと球場の入口に設置された樽募金が起点となり、広島は他社を思いやる「優しさ」に溢れ、多様な価値観を認め合うことができる柔軟性に富んだ「強く」て「優しい」まちへと変貌を遂げました。

 日本青年会議所の1年間の運動の集大成として全国各地のJAYCEEが一堂に会し、広島の地に根差した百万一心の精神から自ら生き抜く「強さ」と、他者を思いやる「優しさ」を体感して、JCだからこそできる青年の運動を全国各地へ伝播します。

 第65回全国大会広島大会を通して、守るべきもののために強くて優しいあらゆる価値の根源であるJAYCEEが、人と人とのつながりの中でしなやかに幅広く協調して「心」ある国、日本を実現する大会とします。