お祝いのことば

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広島市長 松井 一實

公益社団法人日本青年会議所第65回全国大会が、ここ広島市において盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げますとともに、全国各地からお越しくださる会員、そして関係者の皆様を119万広島市民を代表して心から歓迎いたします。

日本青年会議所の皆様におかれましては、明るく豊かな社会の実現を目指し、全国各地で積極的に地域社会の課題解決に取り組まれており、その活動は地域の方々から高く評価され、支持されています。皆様の熱意と長年にわたる御努力に敬意を表します。

昭和20年(1945年)8月6日、広島は一発の原子爆弾により多くの尊い命が失われ、街は焦土と化し、70年は草木も生えぬとまで言われました。しかしながら、被爆者を始めとする広島市民のたゆまぬ努力と国内外の多くの方々からの温かい御支援により復興を遂げ、今では世界の人々から「希望と平和の象徴」として知られるようになりました。

被爆71年目を迎えた今年は、広島市にとって歴史的な年となりました。4月に開催されたG7広島外相会合では各国外相が、また、5月にはオバマ大統領が現職の米国大統領として初めて本市を訪問され、被爆の実相や被爆者の思いに触れ、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願う「ヒロシマの心」について理解を深めてもらうことができました。

こうした特別な年に、節目となる65回目の日本青年会議所の全国大会が「強く 優しく しなやかに「心」ある国 日本へ」をテーマに、この広島の地で開催されますことは、誠に意義深く、大変光栄に思っています。皆様には、この機会に原爆ドームや平和記念資料館を御覧いただき、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願う「ヒロシマの心」に触れていただきたいと思います。また、広島市は、市内に六本の川が流れることから「水の都」と呼ばれています。河川遊覧船や水辺のオープンカフェなどの美しい街並みを散策いただきますとともに、広島風お好み焼きや瀬戸内海が育んだ新鮮な魚介類を御賞味いただくなど、広島の魅力を御堪能いただければ幸いです。

終わりに、本大会の御成功と、日本青年会議所の今後ますますの御発展をお祈りいたします。皆様の御来広を心よりお待ちしております。